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コーティング剤の特徴

ガラス系コーティングは大きく分けて2種類あります。

1液性や2液性で塗りながら乾拭きして薄い被膜を作るタイプで常温で硬化するもの、塗装のクリアーを吹くようにエアガンで吹き付けるものなど、これらに共通するのはサンプルとして、硬化したものを見せてくれることです。

これらのようなガラス系コーティングは樹脂硬化型と呼ばれるもので、アーク リア21・バリア スタ・ -ZOX・アル ァー21・セラ ャイン・など早い話塗装と同じ分野と言えます。

被膜は主成分を混入させたペンキ・レジンなどの樹脂被膜です。一般的に樹脂硬化型コーティング剤と呼ばれ、硬化剤を加えて使用するものもあります。

布で拭くと布がガペガペになったりします。たらしておくとそのまま固まり拭けなくなるのはこのタイプです。
脱脂が完璧じゃないとちゃんとくっ付かない場合があったり、いくつかの弊害の可能性を考慮する必要も考えられます。
(注意書きに「施工後の手入れはガラス製品を扱うように優しく手入れしてください」とか「白濁や剥がれなどがあった場合施工店にご相談ください。」とかがあります。)

これらの製品は一般の人が施工するのは難しいですね。濃色車などはムラになりやすく、もしムラになったら研磨したり専用の除去剤などを使用しないと綺麗になりません。

一度施工したら研磨除去しないと被膜はなくならず、被膜に傷や曇りなどが発生したら、被膜の表面を磨くか除去して新しく施工しなくてはなりません。
再施工する時は一度剥離しなくてはなりません。

パワーGFコーティング

パワーGFコーティングはガラス系ではなくガラスの被膜です。
ガラス系の樹脂ができるのではなく、ガラスそのものが入っていてそれが塗装面にへばりついてガラスの被膜を形成するのです。
パワーGFコートはガラスそのものが幾重にも重なり塗装面に被膜を形成します。
イメージとしてはFRPのように柔軟で硬い被膜ができるのが特徴です。
もちろん不要になった時は研磨除去することが可能です。

このコーティング剤の最大の特徴は、被膜を再生することもできると言うことです。

一度できた被膜に再施工すると、分子が結合し新しい被膜として再生されると言うことです、樹脂硬化型と違い被膜を剥離することなく再施工でき、2度3度と重ね塗りができ被膜を育てると言う表現ができるのがこのコーティング剤の特徴です。

これにより被膜上にできた傷や曇りであれば再施工時に消えてしまいます。私の経験上年間3万キロ走行で青空駐車という条件でも、1年ごとに再施工することで新車時の状態を維持することができると感じています。

このことにより一度できた被膜はメンテナンスにより2年でも3年でも維持することができると言うことです。